アナログ体重計は、バネを使って体重を測定しています。使われているバネが計測のたびに何度も何度も力を受け伸びてしまうことも考えられます。また、湿気によってバネがさび付いてしまい測定結果が不正確になってしまうことも考えられます。アナログ体重計の寿命は、約5~7年のようです。
基本的に体重を量るアナログ体重計は、電池いらずでとても簡単に使用できることが最大のメリットでしょう。だいたいでいいので、毎日の体重の変化をチェックし、健康管理の目安にできればいいと考えている人におすすめです。
アナログ体重計を選ぶときのチェックポイントはなんでしょうか。
まず、体重を量る際に、足がきちんと収まるかどうか、サイズをチェックします。コンパクトさを優先して小さめの体重計にしてしまうと、自分の足が邪魔して表示が見えづらくなってしまうことも考えられます。
表示に関しては、誰かに表示部を見てもらうのであれば大きさにこだわらなくても良いかも知れませんが、体重計に乗っている自分で見る場合には、数字が小さいと見づらく読み取れないことも考えられます。
また、表示には針が動くタイプと目盛りが動くタイプとがあります。目盛りが固定されていて針が動くタイプは、針がどこを差すのか目で追っていきます。目盛りが動くタイプは針が固定されているので目盛りの動きが止まるのを待つだけです。
アナログ体重計は、基本的には体重を量るだけなのですが、肥満度の目安などチェックできるものもあります。付加的な機能があるかどうかもチェックポイントですね。
ここでは、アナログ体重計について、・サイズ・表示部・機能、に関するチェックポイントを中心に、人気おすすめ機種を見ていきましょう。
☆タニタ 体重計 アナログ 大画面 ブラック HA-650 BK
・特徴:目盛り盤がすべて見え視認性が良い。レトロなデザイン。
・サイズ(約):幅29.2×奥行27.8×高さ6.0㎝
・重量(約):約1.9㎏
・最大計量:130㎏
・最小目盛り:0~130㎏まで1㎏
・タイプ:針回転
アマゾンのレビューでは、次のような評価がありました。
*アナログでシンプルだけど、数字がだいたいどのくらいと分かるので使いやすい。
*最初から目盛りが全て表示されているという珍しいデザイン。
*靴サイズが28㎝の足でも台からギリギリはみ出ないサイズ。
*1kg単位の目盛りまで読みやすく、気軽に量れます。
*台に乗った時に多少天面が撓みますが、乱暴に扱わなければ全く問題ない。
*針がピタリと止まるから正確に数値が確認できます。
数回使用すると、0点調整をしなければならないようですが、大まかな体重がわかればよい人は、毎回調整する必要はないでしょう。
足を乗せると目盛りが少し見えづらいという指摘もありましたが、大画面で数字が見やすいという感想が多くありました。
☆タニタ 体重計 アナログ シルバー BMIチェッカー付き HA-552 SV
・特徴:肥満度測定機能付き。
・サイズ(約):幅28.0×奥行24.0×高さ6.5㎝
・重量(約):約1.6㎏
・最大計量:120㎏
・最小目盛り:0~120㎏まで1㎏
・タイプ:目盛り回転
・肥満度判定:BMIによる標準体重と肥満度を、「やせぎみ」「標準」「やや肥満」「肥満」の4つのゾーンでお知らせする
アマゾンのレビューでは、次のような評価がありました。
*量りたいときに乗ればすぐに結果が出るのがいいです。多少の誤差など気にしません。
*身長のセレクトが手動だけど、特にきになりません。
*目盛りをゼロに合わすだけなので、小さい子供でも簡単。
*色も飽きが来なく、文字も見やすい。値段も手頃でいい買い物をしました。
*目盛りが大きく見やすい。身長を目盛りで合わせると、BMI値が色分けされて表示されるので、なんとなくうれしい。
シンプルで使いやすいという感想が多くありました。
ただし、誤差が大きいという指摘もありました。誤差の原因はいろいろあると思いますが、「置き場所を大理石のタイルの上にしたら大体正しい数値になった」、という追加レビューもありました。
☆タニタ 体重計 アナログ キティ HA-011 KT
・特徴:可愛いデザインハローキティ。取っ手付きで持ち運びが楽。足をのせる面が緩やかにカーブしている。
・サイズ(約):幅31.9×奥行25.0×高さ6.2㎝
・重量(約):約1.9㎏
・最大計量:120㎏
・最小目盛り:0~120㎏まで1㎏
・タイプ:目盛り回転
アマゾンのレビューでは、次のような評価がありました。
*今まで見た体重計の中で一番可愛くて好み。可愛いデザインだけど子供っぽくない。
*移動させたとき目盛りがずれることがありましたが、簡単にもどせるので問題ない。
*掃除のとき、取っ手がとっても役立ちます。
*文字盤が大きくて本当に見やすいです。
*やはりアナログがいい。最近のはボタンが多くてわかりづらいので、これなら毎日乗れるかな?
キティちゃんのデザインは大人気でした。動かすたびに目盛りが不安定になる、という指摘もありましたが、毎回ゼロ調整をする手間よりもキティちゃんの可愛さが勝つようです。
上記3機種を紹介しました。
アナログ体重計は、電池の取り換えが必要なく、シンプルで使いやすいことを再認識し、デジタル体重計を使っていた人もアナログ体重計に買えたという人も多くいらっしゃいました。
おおよその体重を量ることができれば十分という人は、アナログ体重計がリーズナブルでいいかも知れません。
キティHA-011 KTなら、毎日の体重測定も楽しくなるかも知れないですね。