カフタイプと違い、自分で腕に巻き付けることなく簡単に血圧を計測可能です。
正確な血圧測定を行いたい人におすすめです。
ただし、機器自体が大きいので、場所の確保、また、価格が高めであるという点には注意が必要です。
人気があるおすすめの機種について見ていきましょう。
上腕式(アームインタイプ)の選ぶポイントとして、
・正確な測定のサポート
・操作性
・メモリー機能
・電源
・重量
に注目して見ていきましょう。
☆オムロン スポットアーム HEM-1000
・手前に可動する「可動式腕帯」と「肘置」により、腕を通すだけで正しい測定姿勢を実現
・腕の太さに合わせて最適な加圧を実現する
・大型液晶と操作ボタンで操作しやすい
・2人×90回分の測定値を記録可能
・測定可能な腕周17㎝~32㎝
・単3×4本、ACアダプター
・本体重量約1600g、幅230㎜×高さ217㎜×奥行228㎜
・2004年グッドデザイン賞受賞商品
☆オムロン スポットアーム HEM-1011
・腕を通すだけで正しい測定姿勢を実現
・「早朝高血圧」確認機能
・2人×84回分の測定値を記録可能
・測定可能な腕周17㎝~32㎝
・単3×4本、ACアダプター
・本体重量約1600g、幅230㎜×高さ217㎜×奥行228㎜
☆オムロン スポットアーム HEM-1020
・腕を通した可動式腕帯の角度から正しい姿勢がとれているかを判断し、画面でお知らせしてくれる。(前かがみの姿勢にならないようにしてくれる)
・手の甲までしっかり置ける腕置き
・無駄な締め付けを軽減する新しい加圧方式
・朝と夜の平均値を個別にチェックできる
・「早朝高血圧」確認機能:朝の平均値が135/85㎜Hg以上の場合に「早朝高血圧」マークが点灯
・2人×90回分の測定値を記録可能
・測定可能な腕周17㎝~32㎝
・単2アルカリ×4本、ACアダプター
・本体重量約1600g、幅179㎜×高さ211㎜×奥行246㎜
アマゾンでは次のような高評価のレビューがされています。
「非常に使い勝手がよく、正確に測定できるので重宝しています。」
「食べたものにより変化が見えるのが面白いです。」
「最新の機種と比べてもこっちのほうが使いやすそうです。」
☆テルモ ES-P2020DZ
・医師や看護師と同じ血管音で測るタイプ(コロトコフ法)
・左右どちらの腕でも、動脈上にマイクがあたり、血管音を測定できる
・ボタンが大きめで高齢の人にも使いやすい
・アームインタイプの中ではコンパクト・軽量になっており、お手軽に血圧測定ができる。
・360回分の測定値を記録可能
・測定可能な腕周18㎝~33㎝
・単3電池×4本、ACアダプター
・本体重量約890g、幅170㎜×高さ229㎜×奥行177㎜
おすすめのポイントは、まず使いやすいということ。そして、正確な血圧測定をサポートしてくれる機能があるかどうかということ。
上記オムロンとテルモの2社製品は、いずれも使いやすく、より正しい血圧測定ができるように工夫されています。
測定方式は、オムロンは電子血圧計の主流であるオシロメトリック法、テルモはコロトコフ法が採用されています。聴診器の代わりとなる高感度のマイクを使い技術的な難しさを克服しているようです。
どこでもお手軽に測定したい場合はコンパクト・軽量なテルモ ES-P2020DZ、使い勝手の良さで選ぶとすれば、アマゾンで高評価の、オムロン スポットアーム HEM-1020というところでしょうか。