超音波とスチーム いいとこどりのハイブリッド加湿器で安心加湿 おすすめ機種を比較

加湿器

超音波とスチーム いいとこどりのハイブリッド加湿器で安心加湿 おすすめ機種を比較 音が静かで
 熱い蒸気の心配もない
 超音波式加湿器

 次亜塩素酸水をタンクに入れれば
 除菌対策を自分でできて
 安心

 でも

 次亜塩素酸水を使うのが面倒だな
 と思ってしまうこともある

 さて、どうしたものか・・

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

 それなら、超音波式スチーム式のいいとこどりをしたハイブリッド式加湿器にしてみてはどうでしょうか。

 このタイプのハイブリッド式加湿器では、水をヒーターで加熱し、温めた水を振動させて霧状にして噴出させます。ヒーターで水を加熱することによって、煮沸消毒され、雑菌がわきにくくなります。その温められた水を超音波で振動させますので、清潔な蒸気になります。

 また、ヒーターで水を加熱するため、超音波式加湿器に比べて水分が気化しやすくなるので加湿スピードも速くなります。

 さらに、加熱する部分は加湿器の内部にあるため、スチーム式加湿器のように吹き出し口が熱くなるということがなく、安全に使用することができます。

 ただし、電気代は超音波式加湿器よりかかってしまいます。それでも、超音波式加湿器の使用で懸念されている雑菌を抑制して安全かつ安心して加湿器を使用できるメリットは大きいと言えるでしょう。

 [加湿器で乾燥対策 加湿器のはじまりと種類と チェックポイント]で紹介した、加湿器を選ぶときのチェックポイントに注意して、超音波式とスチーム式のいいとこどりをしたおすすめのハイブリッド式加湿器を比較して見ましょう。

 以下に、チェックポイントをまとめておきます。

 □加湿方式:気化式、スチーム式、超音波式、ハイブリッド式がある。スチーム式、ハイブリッド式は電気代がかかる傾向がある。
 □サイズ:用途に応じて最適なタイプを選びましょう。
 □加湿能力:加湿量(mL/h)の数値が大きいほど高くなります。加湿の速さもわかると嬉しいですね。
 □衛生面:特に超音波式では除菌機能がついているかどうかをチェック。衛生的に使用するために、掃除がしやすいかどうかもチェックしたほうが良いでしょう。
 □付加機能:基本的な加湿に加えて、空気清浄機能がついているか、アロマ機能がついているか、湿度調整機能がついているか、タイマー機能がついているかなど。

[おすすめの5機種]

☆アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ハイブリッド式加湿器 木目ブラウンHDK-35-TM

・特徴:コンパクトでインテリアにもマッチするデザイン。湿度・温度が見えるデジタル表示。タッチパネルでラクラク操作。リモコンも付いている。アロマオイルも使用可能。
・サイズ約(㎝):幅23.0×奥行16.5×高さ31.2
・重量(kg):約1.9
・電源:AC100V
・消費電力:40W
・電気代目安:1日約8.8円(ヒーターON/ミスト強で1日8時間使用した場合)
・容量(L):約4.5
・加湿時間:最大約12時間(強)
・加湿方式:ハイブリッド式(超音波式×加熱式)
・加湿量(mL/h):約350(強運転時)
・適応床面積:木造和室10㎡(6畳)/プレハブ洋室16㎡(10畳)
・運転音:35dB
・機能:ミスト量調整(うるおい、普通、ひかえめ)、ヒーターONでハイブリッド加湿
・付属品:アロマトレー、アロマパッド(予備)×2枚、お手入れブラシ、リモコン

 アマゾンでは次のようなレビューがありました。(2020年11月6日時点)
*大体50~60%の間に落ち着くように強弱の自動調整をしてくれるため、すごく満足しています。
*タンクへ水を補給する際に周りが濡れる以外は値段以上の機能。
*毎日水でゆすぐのは面倒ですが、切タイマー、節電モード、おやすみモードがあるのはいいなと思いました。
*かっこよく、室温が表示されるのがありがたい。
*寝室で使っていますが、インテリア性もあり、なにより静かなので満足しています。
*電源を入れた瞬間にすぐ加湿が始まる&水蒸気が目に見えてるので加湿されている感があってとても良いです。

 見た目がおしゃれでコンパクト、湿度と温度が見やすく表示され、音が静かなど、快適に使用されているかたが多かった一方で、水蒸気が出過ぎて、周りが水浸しになってしまうという指摘も見られました。

☆ドウシシャ(DOSHISHA) 加湿器 ピエリア KHV-502WH

・特徴:タンクの上部を大開口にして、フタを開けるだけで上から水を注げるカンタン給水。大加湿量で広い部屋も潤うハイブリッド式加湿器。
・サイズ約(㎝):幅28.0×奥行15.5×高さ35.5
・重量(kg):約3.1
・電源:AC100V
・消費電力:98W
・電気代目安:1時間当たり2.43円
・容量(L):約4
・連続運転時間:8時間(強運転時)
・加湿方式:ハイブリッド式
・加湿量(mL/h):急速:500、強:400、中:300、弱:200、微弱:100
・適用畳数:木造:10㎡ 8.5畳、プレハブ:16㎡ 14畳
・運転モード:マニュアル運転モード(急速、強、中、弱、微弱)、自動運転モード(快適、おやすみ、うるおい)
・アロマオイル:使用可能(アロマケース付)
・機能:切タイマー(1~6時間)、空焚き防止(水タンク、水槽内の水が少なくなるとブザーが5回鳴り、給水ランプが赤色に点灯して加湿運転を停止する)

 アマゾンでは次のようなレビューがありました。(2020年11月6日時点)
*簡単にパーツごとに分けられるので掃除が容易です。
*想像よりもコンパクトな作りで場所をとりませんでした。音も静かであまり気になりません。
*熱を使うためカルキの固着など掃除が大変な面はありますが、加熱がある分雑菌などは繁殖しにくく安全に使えます。
*非常に静穏、加湿性能が500と大きいのに定格100W弱なのは安心、単純な構造で確かに掃除はしやすそうです。
*加熱超音波式なのでファンがなく静か。火傷の心配もないので小さなお子様のいる家庭にはお勧め。
*給水は、タンクや本体をいちいち移動させなくても、ペットボトル等にいれた水を運転中に注ぎ足すことができるので便利です。
*噴霧口の方向を変えられるのがいいです。アロマも使えるので気に入りました。

 水の補給がとても簡単で使いやすく、加湿性能もかなりよさそうな感じという高評価でした。また、面倒なお手入れも簡単にできそうな構造になっているようですね。

加湿器 ドウシシャ ハイブリッド式 KHV-502WH ハイブリット加湿器 PIERIA ホワイト

☆山善(YAMAZEN) 加湿器 ハイブリッド (超音波&加熱式) グレー MZH-A552(H)

・特徴:大容量の5.5リットルタンクでパワフルに加湿する、超音波加熱式のハイブリッド式加湿器。吹き出しノズルはツインノズル(360度回転式)。抗菌カートリッジ付き。
・サイズ(㎝):幅26.5×奥行16.5×高さ28.5
・重量(kg):2.0
・電源:AC100V
・消費電力:70W(ヒーターオン時)、30W(ヒーターオフ時)
・電気代目安:約1.9円/h(ヒーターオン時)、約0.8円/h(ヒーターオフ時)
・容量(L):約5.5 
・連続使用時間:約12時間(ヒーターオン時)、約13.5時間(ヒーターオフ時)
・加湿方式:ハイブリット式(超音波&加熱式)
・加湿量目安(mL/h):約450(ヒーターオン時)、約400(ヒーターオフ時)
・適用床面積の目安:(ヒーターオン時)木造和室約8畳、プレハブ洋室約13畳/
          (ヒーターオフ時)木造和室約7畳、プレハブ洋室約11畳
・安全装置:オートオフ機能(水タンクの水が無くなると、運転/給水ランプが「赤色」に点灯して、自動的に加湿運転を停止する)

 アマゾンでは次のようなレビューがありました。(2020年11月6日時点)
*加湿器としてはかなり優秀。加湿量、ヒーター共に申し分ありません。
*ヒーターも危険なほど熱くなるわけではなく、ヌメリやカビの繁殖を抑える程度で節電になって良い。
*掃除も簡単ですし、加熱式にできるので良いです。
*価格、使いやすさ、デザイン、サイズ感、とてもバランスのとれた商品で、もう一台他の部屋に購入を考え中です。
*安物の超音波式は水漏れしたりするのですが、それはないです。超音波式なので音はとても静かです。
*タンク離脱式なので、水を満タンに入れた時は女性には重たく感じる重さになる。

 温湿度センサーでの自動コントロール機能はないものの、無段階調節で好みの加湿量に調節でき、5.5Lの大容量なので、給水回数も少なくて便利ですね。加湿器としてバランスのとれた商品のようです。

山善 YAMAZEN ハイブリッド式加湿器(木造〜8畳/プレハブ洋室〜13畳) グレー 超音波加熱式 大容量 卓上 省エネ リビング 寝室 おしゃれ MZH-A552(H) MZHA552H

☆ブルーノ(BRUNO) ハイブリッドUV加湿器 CALM MIST BOE062

・特徴:薪ストーブをモチーフにしたぬくもりを感じさせるデザイン。加熱ヒーター、UVライト、イオン交換樹脂フィルターを通したミストが心地よい空間を作り出す。加湿しながら香りが楽しめる。本体内部のヒーターで約80~85℃に加温した水を超音波振動によって噴出させる「超音波式×ヒーター式」のハイブリッド式。
・サイズ(㎝):幅25.8×奥行19.5×高さ49.0
・重量(kg):3.2
・電源:AC100V
・消費電力:85W(ヒーターON・ミスト量4)、33W(ヒーターOFF・ミスト量4)
・容量(L):約4 上面給水
・連続加湿時間:約40時間(最大)
・加湿方式:ハイブリット超音波式、UVライト照射
・加湿量目安(mL/h):100(ミスト量1),200(ミスト量2),300(ミスト量3),500(ミスト量4)
・適用床面積の目安:木造和室約8.5畳、プレハブ洋室約14畳
・機能:湿度設定(45~70%)、OFFタイマー(1/2/4/6/8時間)、4段階ミスト調節、ヒーター機能、アロマ、オートモード(自動的にミストの量を調節し最短で設定した湿度に近づける)
・安全装置:水切れ自動停止機能

 アマゾンでは次のようなレビューがありました。(2020年11月6日時点)
*スイッチオンするとすぐにもわもわと加湿の煙が出てきます。
*水を入れる場所や、バケツが広口なのでお手入れはしやすそうです。
*見た目、機能は最高です!
*写真の見た目が可愛くて購入しましたが、家族から「他の人には見せたくない」と言われました・・・・。

 見た目の印象は人それぞれなのですね。煙突がついて可愛らしく見えましたが、そうは思えない人もいるということです。

 超音波式×ヒーター式で、さらに除菌・殺菌効果のあるUVライトとイオン交換樹脂フィルターによってカビや雑菌の繁殖を抑制するようになっています。しっかりと加湿もしてくれて安心して使用できる加湿器と言えるでしょう。

☆アピックス(APIX) ハイブリッド式アロマ加湿器 luxy AHD-148-BK(ブラック)

・特徴:加熱した水に超音波振動を与え、ミスト化して拡散させるハイブリッドモード搭載。水槽内の雑菌の繁殖を防ぎ浄化する効果のある抗菌カートリッジ付き。アロマオイル対応。
・サイズ(㎝):幅20.0×奥行20.0×高さ35.4/75.4
・重量(kg):2.1
・電源:AC100V
・消費電力:95W(ハイブリッド運転時)/25W(超音波のみ)
・電気代目安:1時間あたり約2.6円(1kwh=27円で算出)
・容量(L):約3
・連続加湿時間:約7.5時間
・加湿方式:ハイブリット式
・加湿量目安(mL/h):最大約390
・適用床面積の目安:木造4~6畳、プレハブ洋室8~10畳
・機能:3段階加湿量調整(Hi,Mi,Lo)、OFFタイマー(1h/2h/4h)、アロマオイル対応、ウイルス対策自動運転(本体付近の湿度に合わせて、加湿量の調節を自動的に行い、適切な湿度に保つ)
・安全装置:自動停止機能(加湿器内の水が少なくなると、加湿量表示ランプの【Hi】が赤色に切り替わりその後すぐに消灯し、自動で全ての運転が停止する)
・付属品:ノズル、吹出カバー、お手入れブラシ、アロマパッド

 アマゾンでは次のようなレビューがありました。(2020年11月6日時点)
*水を追加するのが少し面倒な所以外は満足して使えています。なんと言ってもデザインがいいのでインテリアにこだわりたい人にはオススメかもしれません。
*Hiにしてもほとんど音は聞こえず静かです。
*見た目はとてもかわいいです。ノズルを付けて使用していますが、昔のストーブみたいです。
*ミストはかなり出ますが、周りが濡れることはないです。
*デザイン性〇、加湿十分です。ライトを点けると意外と水の残量が分かり易く便利です。
*強で運転すると周辺が結露するくらいなのでオートで十分です。

 デザインが良く、加湿能力も十分あり、さらに、ウイルスが生存可能な環境かどうかなどを示すウイルス指数計を目安に加湿量を自動的に調節する自動運転もできるオシャレな加湿器です。

 ノズルをつけるかつけないかで、吹き出し口の高さを調節でき、場所によって使い分けることができます。

 水を加熱して雑菌の繁殖を抑えるだけでなく、抗菌カートリッジによって水槽内の雑菌を防いで浄化もしてくれるため、衛生上の不安を取り除いてくれる加湿器と言えるでしょう。

アピックス AHD-148-BK ブラック luxy [ハイブリッド式アロマ加湿器(木造4畳/コンクリ10畳まで)]

 上記5機種を紹介しました。

 超音波式+スチーム(加熱)式のハイブリッド式加湿器でしたが、ハイブリッド加湿のオンオフがあるようです。つまり、水を加熱するかどうかを選択できるということです。

 雑菌繁殖対策のためには加熱が必要だと思いますので、いくらか電気代はかかるかと思いますが、ハイブリッド加湿はオンにして使用することによって、衛生的に安心できる環境をつくることができるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました